ぬこのイラストブックれびゅう

ぬこのイラストブックれびゅう

雑読猫、ぬこによるイラストブックレビュー。本との出合いにお役に立てれば幸いです。

神社の力を借りて本当の自分を見つけよう

成功している人は、なぜ神社に行くのか?』の

イラストブックレビューです。

成功している人は、なぜ神社に行くのか?

成功している人は、なぜ神社に行くのか?

 

 神社の力、神様の存在、お参りの効果などを科学的に解説。

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ブログをはじめて、5ヶ月が経過。
少しずつではありますが読者もついて、記事も毎日アップできるように
なり、これから目指す道へのベースがようやく出来てきたように
感じています。

そこで、進んで行く方向が見えてきたら、そして歩き始めることが
できたらやろうと思っていたことがあります。
それは神社への月参り。毎月、神社へお参りするのです。

以前読んだ本の影響でしょうか。ハッキリと覚えてはいないのですが、
そうしよう~とぼんやり考えていたら、新聞広告で見つけたこの本。
『成功している人はなぜ神社に行くのか?』というタイトルに
グッと惹きつけられました。うわ!キタコレ!

自己啓発本とスピリチュアル本を両方読んでいく中で、能動的な
部分と受動的な部分が自分の中で整理しきれていないなあと常々
思っておりました。

自分でコミットして行動を起こす、または行動するための手法→自己啓発本
自分でコミットするんだけど行動に特化しない、意識を強めると望む結果が
向こうからやってくる→スピリチュアル本。

こんな風にざっくり分類していたように思います。
スピリチュアルについては、意識、という点で際限がないというか
ご先祖様に思いを馳せたり、宇宙とつながる感覚であったりと、わかるような
わからないような、でもそりゃ違うよ!ってほどハッキリと否定できないという。

この本は、そのあたりがうまいこと合体しています。
現実とスピリチュアルが一体化。おもしろいですね。
まず神様の存在について述べていますが、『祈る人々の意識の集合体』なんだそう。
へええ!!これはビックリです。その人々は、昔の人々も含まれるのです。
そして、神様が境内を通る時には風が吹くそうですよ!
これは感度が高い人でないと感じるのは難しいのかな?

参拝の手順としてはまず手水で手と口を清めます。
これは、手と口からあらゆる物、念などがはいってくるため、それを
落としきれいにします。
これにより、本当に自分が望むことが明確になる。
祈りとは意を宣る、という言葉から来ており、自分の望むことを口に出す、と
いうこと。

雑念をなるべく祓い去り、シンプルな自分になった状態で、本当に
望むことを告げる。これで神様はわかったよ!と万事全部やってくれるわけでは
なくて、願いを達成するのに良いご縁を運んでくれる、とこういうことの
ようです。

一連の儀式化した行動が、無意識レベルに願いにコミットするぞ~という
準備を整えているのだと思います。

確かに 神社に行くだけでも気持ちがリセットされる感覚になります。
これは1年の始まりに行く初詣や、お宮参り、七五三などの行事で訪れるから
なのかもしれません。

神社に赴き、神様に手をあわせて祈る行為は、自分と向き合う行為に
つながるのです。日々色々な情報や対人関係に揉まれて混乱した頭と体を
スッキリさせて、目的を明確にしてまっすぐに進むためにも、特別な
時だけではなく、日常的に訪れるのもいいかもしれません。

壮大な物語の全ての始まりがここにある

魔性の子 十二国記』の

イラストブックレビューです。

 

魔性の子―十二国記 (新潮文庫 お 37-51 十二国記)

魔性の子―十二国記 (新潮文庫 お 37-51 十二国記)

 

 

教育実習のために母校に戻った広瀬。
周囲から浮いた様子の高里という生徒が気になる。
彼を虐めた者が不慮の事故に遭うため、高里は祟る、と恐れられていたのだ。
高里の周囲で何が起こっているのか。彼の正体は何なのか。

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壮大なファンタジー、十二国記の序章となる本作。
まずはカバーイラストが大変美しい。物語の世界観とぴったり。
線の細さが、登場人物の繊細さを引き立たせています。

周囲から明らかに浮いた様子の高里。
彼は子どもの頃に『神隠し』にあい、行方不明になっていたことがある。
その事が、彼の周囲で起こる不慮の事故と何か関係があるのか。

高市を取り巻く環境が厳しくて、彼自身もひどい目にあっており
最初は読み進めるのが辛い部分もあります。
ある事件から周囲との軋轢がひどくなり、広瀬が庇いきれなくなってくると
ますます事故もエスカレート。死者も多数出ます。

思わず息を呑むのは異世界の生き物が人間を襲うシーン。
臨場感に溢れていて、背筋が凍るようです。
実際にこんな生き物がいたら恐ろしすぎる!

それでも読み進める手が止まらないのは高里の存在がだんだんと
明らかになっていくから。こちら側の人間なのか、異世界の者なのか。
周囲の人間に事故を起こすのは故意なのか、偶然なのか。

この世界に生きることに違和感を感じる事は、誰にでも起こりうる。
自分がどこの世界の者であれ、あるべき世界で生きていくしかない。
それが、ある者にとっては絶望を伴った選択になるとしても。

この物語を序章として、今後どのような展開が訪れるのか。
非常に楽しみな物語です。

 

子育て界に大型爆弾投下!!

キッズファイヤー・ドットコム』の

イラストブックレビューです。

キッズファイヤー・ドットコム

キッズファイヤー・ドットコム

 

 少数精鋭、短期決戦をモットーとするホストクラブの店長、
白鳥神威。いつものように仕事を終え、歌舞伎町から帰ってくると
玄関の前にいたのは見知らぬ赤ちゃんだった。

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母親に心当たりはないが、育てることを決意した神威は
IT社長の三國孔明と共に、クラウドファンディング
赤ちゃんを育てることを思いつきます。

子育ての費用をクラウドファンディングで募る。
ものすごい発想ですね。
具体的には赤ちゃんの成長を動画で見ることができる権利、進学について決定する権利、
思春期に説教する権利など赤ちゃんの人生に介入する権利を買うことができるというものです。

他人に、しかも何人もの人に自分の人生を握られてしまうなんて。
しかも自分のプライベートを切り売りされてしまうなんて。
と、子を育てている親としては考えます。
ですが、子どもが欲しくても持つことができなかった人はどうでしょう。
孫が欲しいけれども、期待できない場合はどうでしょう。
身寄りがなく、1人で寂しく暮らす老人はどうでしょう。

養子を取ることもできないけれども、小さな人生に寄り添って
その未来を見てみたい。そんな需要はあるかもしれないなと思ってしまうのです。
それともうひとつ気になることあります。クラウドファンディングが成立し、
この赤ちゃんが多くの人に晒されながら成長すると、どんな人間になるのか。
どのような考えを持って行動するのか。
親や、親の愛情についてどう考えるのか。
倫理観はどうか。
その疑問は、第2部で解決してくれます。赤ちゃんが6歳に成長し、
活動する姿を見せてくれるのです。この構成は読者の期待に応えて
くれていてうれしいです。

子育ての出資を求む、という一見突拍子も無い企画を実行するのは
売春婦の母を持ち、親に愛された記憶を持たない神威。
彼は愛というものを信頼していませんが、現れた赤ちゃんに対しては
自分に対する試練だと理解し、解決しようと努力します。
素晴らしいのは、クラウドファンディングを思いついた時に、
お金儲けのために赤ちゃんを利用しようとしていないこと。
このシステムを利用することで、母でなくても、親戚でなくても、
若くても老人でも誰でもフラットに子育てに参加できる、と考えたのです。

「母親は苦労して子育てするもの」とか「子どもいない人は半人前」とか
いろんな先入観が溢れる世の中で、そんな思い込みに縛られずに
子どもという存在を近くに感じることができる。そうした仕組みを
提供したのかな、と思います。子どもを育てることに対しての「○○せねばならない」
という考えを取っ払い、子育てと直接関係のない層を取り込み
多かれ少なかれ自由に子育てに参加できる。

やり方は突飛。でも頭ごなしにダメだろ!と言えないのは
育児の先入観に対して不満を感じる層が多くいるからではないでしょうか。
これを企画した神威本人はきちんと育児していますし、収入も
あるのでファンディングに頼って生活しているわけではないのです。
とはいえ赤ちゃんのプライヴェートや人権侵害に当たるのでは?
という疑問も起こります。まさにこのクラウドファンディング
さまざまな議論を巻き起こす、子育て界における「大型爆弾」と言えるでしょう。

登場人物のキャラも立っていますし、ネットを利用した事業展開やSNSでの拡散など
内容も今という時代ならでは、というものでインパクトがあります。
ところどころホスト文化を学べる(?)部分も登場して、楽しく読み進める事ができます。
そして、読み終わった後で「子育てってなんだ?」「国が、自治体が、自分が子どもを
育てるってどういう事なの?」と考えさせてくれます。世代や立場によって読後感が
変わると思われますので、いろんな人にオススメして、感想をシェアすることをオススメ
します。

料理苦手さんが確実にランクアップ!

もう食材をダメにしない! お料理&キッチン整理術!』の

イラストブックレビューです。

 

 食材を余らせてダメにしてしまう、買い物に行けば何を
買ったらいいのやら思いつかず頭が真っ白…
そんなお料理が苦手な著者が、得意料理を増やし、無駄の
ない買い物をして、あるものでササっと料理ができるように
なるまでを綴ったコミックエッセイ。

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私もお料理は苦手です。結婚してから16年、母親になって13年に
なりますが、未だに得意ではない。多少マシにはなったかも
しれないけど。

どこが苦手かといえば、材料の組み合わせと、残った材料を
どう使うか。残った材料を使うために別の材料を買って、
またそれが余って…と永遠のループが!!

この頃は子供達が大きくなって食べられるものが増えたので、
食材が余ることは少なくなりましたが、以前はこれが精神的に
大きな負担でした。消費期限が切れた食材を捨てることに対する
罪悪感といったら…。子供に、もったいないから残しちゃダメ!
とか言えませんよねぇ。

著者は旦那さんと二人暮らし。人数が少ないからラク…というよりは
二人分だからこそ材料を使い切るタイミングを良く考えて、冷凍保存を
上手に利用するなどの方法が必要になるのですね。

私は、夫と二人の時はこの概念がなくて、食べきれない、買ったのを
忘れてた、などと言ってはムダにしていました。反省。

著者が得意料理を増やすべく、レパートリーに加えたメニューは、
肉豆腐にチキンソテー、ポークソテー、ナスの田舎煮など、簡単
シンプルで美味しいものばかり。こういうのがいいんだよね。
そういえば、自分も結婚当初はこんなメニューを作ってました。
久しぶりに作ってみようかな。

著者は、最終的には冷蔵庫に何があるかを把握していて、あるもの
だけを使って料理を作ることができました。
自分の場合は、買った材料がいつの間にかなくなっていることも
しばしばありますが(汗)、だいたいは把握できているかな。
ただ、買い物をすると、無駄が多いと感じる事もあります。

著者のように、常備食材や調味料などは、なくなったら都度メモを
して、買い物の際にまとめて買う、というやり方がいいのかも。
最低限必要な買い物は抑え、変わった食材はなるべく
買わないようにして、もし買ってもなるべく早く使うように
する。これが守れれば、食材のロスは大分防ぐことができると
思います。

良いリズムで食材が回転し、良い気分で料理できれば
自分も家族もハッピーになれますね!

熱さと冷めた部分のバランスが良い

5年3組リョウタ組』の

イラストブックレビューです。

 

5年3組リョウタ組 (角川文庫)

5年3組リョウタ組 (角川文庫)

 

 

茶髪にドクロのペンダントヘッドのネックレス。
副校長と話をする時にはそのペンダントヘッドをそっと
Tシャツの中に隠す…

ものすごく熱意があったわけじゃないけど、とりあえず
受けてみようと臨んだ試験に合格。小学校の教員となってから3年になる。

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熱血、でもなくて、なんとなく教師になって、見た目は少々軽い。
イマドキの要素をふんだんに持ち合わせた5年3組担任のリョウタ先生。

この小学校では学年ごとにクラス対抗の試験があり、生徒の試験の
合計点数を人数で割る、クラス平均が高い方から1位、2位、と順位を
つけられる。リョウタのクラスは5クラス中最下位。
その結果に落ち込みはするけれど、とらわれることもない。明るいのだ。

クラス対抗トップを走り続ける2組の担任にライバル視されて戸惑うが
互いに腹を見せ合い、協力して生徒や学校とのトラブルを乗り越えていく。

単純で飄々とした部分も持つリョウタ先生と完全無欠の若きエース染谷先生の
コンビは、池袋ウエストゲートパークのマコトとタカシを彷彿とさせる。
こちらのほうがややマイルドな雰囲気ですが。

小学校の先生は、テストの採点×生徒数、授業の準備、会議などなど
日々雑務に追われていて、かつ生徒のトラブルが発生するとなると
本当に毎日忙しい。

だからその時その時を、最善と思う道を都度選んで進んでいくしか
ないのだ、というリョウタの言葉は仕事と子供たちに対する決意を
感じさせる。

クラス崩壊に、教師同士のいじめ、生徒の放火の疑いなど、様々な
事件が起こる。子供は決して『イマドキ』なのではなく、周囲の
大人たちの状況や感覚が変わってきているのだ。

子供の目線を持って、理解し、支え、共に
成長していってくれるような、ステキなリョウタ先生。この先生に
教わる生徒たちは、人を思いやる、共感力の高い人間になっていく。
人間力を高めてくれるリョウタ 先生みたいな人に教わってみたかったなあ。

YES!規格外!!

行ったり来たり 僕の札束: 日本一有名な整形外科医が初めて語る医者とカネ』の

イラストブックレビューです。

 

 

高須クリニック院長、高須克弥が今まで手がけてきた仕事と
お金について語る。一度も儲けようと思ったことはない、
そう言い切る高須院長のお金に対する考え方とは。

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なんともケバケバしい金色のカバーに、昔懐かし昭和時代から
現代までの高須院長の顔写真が数点。
うわあと思ったのに思わず買ってしまったのはサイバラ効果です。
きっとこの本を買った読者の8割はサイバラファン、もしくは
ダーリンは70歳を読んだ方なのではないでしょうか。

破天荒な寄付っぷりで、この頃世に名を轟かせている高須院長。
その仕事ぶりもまたすごい。昭和時代、美容整形外科は日陰の
存在だったのだが、テレビに出たり、コマーシャルを
流して社会的に認知広めて行ったのは、この人の力。
コマーシャルでさえ流す事ができない時代だったんですね。

処女膜再生技術(そんなんあるんか!)に、包茎手術。
世の中に、声を大にしては言えないが必ず需要がある、
そんな手術を手掛けていきます。

処女膜再生技術なんかは、処女である事の価値が高かった?昭和44~45年頃に
とても人気があったそう。結婚前に手術する、とかそういうことですね。

また、日本男子の8割は包茎で、その頃にテレビや雑誌で女性たちに
『ハゲでもデブでもいいけど包茎はイヤ』みたいなことを言わせて
バンバン流して、『包茎は悪』という認識を世の男性に植えつけたり。
そこで男子たちはこぞって手術を受けに訪れたそうな。
悪いやっちゃな〜。

そんな風にして儲けた60億円。税務署に持っていかれたりしたけれども
今もクリニックは年間50億くらいの売り上げがあるらしい。

その使い方はル・マンで4億円(1周目で炎上)、オリンピックで
ナイジェリアチームに2000万円寄付、ヘリコプターでポケモンGOなど
やはり破天荒。

遺産とかどうするのかな?と思ったら一円も残さず死ぬのが目標とのこと。
子どもたちは自分で稼ぐ能力を身につけているからと。
確かにお子さんたちそれぞれクリニックで活躍されてますね。

高須院長は医者として非常に能力が高い。それでいて、常に最新技術を
自分の身体で試すし、目をつける技術が人と異なる。
その技術を引き継ぎ、完璧に使いこなせる医師たち、医院の運営に目を光らせる
優秀な実務スタッフたち、そういった人たちが、この人の規格外な発想と
行動力に魅せられて集まってくるのではないでしょうか。

自分は医師ではないし、金儲けについても参考にはなりませんが、
高須院長という人間の成分が垣間見える、という点で面白い本だと思います。

医師としての誇りを持ち、お金に対しては正直そう興味を持っては
いない方のように見えます。ユニクロ下着をホテルのクリーニングに出すという
くらいですしね。これからどんどんお金を落として、日本や世界の人々に
元気を与えて欲しいです。

自分も相手も大切にする自己表現法

マンガでやさしくわかるアサーション』の

イラストブックレビューです。

 

マンガでやさしくわかるアサーション

マンガでやさしくわかるアサーション

 

 

アサーションとは、コミュニケーション技法のひとつで、
「自分も相手も大切にする自己表現」のこと。

アサーションの第一人者として活躍する著者によるわかり
やすい解説とストーリーマンガのサンドイッチ形式で
アサーションの基礎を楽しく学べる。

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自分の言いたいことを伝えられない。
多くの人が経験している事だと思います。
アサーションは、自分の思う事を相手に伝える技術。
それも一方的ではなく、相手のことも大切にしながら
さらに自分の事も大切にするのです。

強引に仕事を頼んでくる上司。
自分の仕事もあるから、本当は別の人に頼んで欲しい。
そう主張して揉めるのも嫌だから仕方がない…。

そんな思考を持つ人は多いのではないでしょうか。
自分も若い頃は、苦手なタイプの上司に対してそんな状況になっていました。
当時は解決方法なんて思い浮かばす、同僚と飲みに行って
憂さを晴らしていました。

本書では、人は自分らしく生きる権利がある、と述べています。
それは相手にとっても同じ事なのです。
そして、自分も相手も異なる考えを持っているのが当然である
という事も。

まずは自分の気持ちを分析し、状況を伝え、自分の主張を述べ、
相手に対しても配慮、つまり選択の余地を与える、ということ。

これは、ある程度社会に出て働いている人であれば、身につけている
技術かなとも思います。
それができないと、全部自分で背負い込むことになりますし、
体調を崩したり、退社まで追い込まれる事態になりかねません。

今の世の中は余裕がなくて、皆限界ギリギリで働いている印象があります。
少なくとも、自分がかつて働いていた職場はそうでした。
だからと言って、自分が黙って我慢すればいい、などという考えは
その場は良いかもしれませんが、結局は自分のためにも相手のためにもなりません。

大変なのはお互い様。その状況を変えられないならば、自分と相手の状況を
理解し合い、共有し、新たな発想を生み出していくのが、互いに気持ちの良い
コミュニケーションを生み、仕事に良い結果をもたらすはずです。

忙しいから仕事を押し付け合う?
話し合ってみたら、その忙しい仕事の中に、不要なものが含まれているかも
しれません。それにしても相手と関わらなければ問題点も解決策も
見つからないのです。

これから社会人になる若い世代の人たちにも是非身につけてもらいたい
技術だと思います。自己主張は難しいけど、技術を身につけて経験を
増やしていけば、自分らしく生きていくベースとなっていくのです。