ぬこのイラストブックれびゅう

ぬこのイラストブックれびゅう

雑読猫、ぬこによるイラストブックレビュー。本との出合いにお役に立てれば幸いです。

明るい未来を迎える鍵は「歩ける」チカラ。

多くの読書人が集う『シミルボン』に、インタビュー記事を掲載

していただきました!自己紹介や本好きになったきっかけ、

書評作成時に心がけていることなどをお答えしています。

よろしかったら見にきてください爆  笑

https://shimirubon.jp/columns/1691046 

 

死ぬまで歩くにはスクワットだけすればいい 』のイラストブックレビューです。

 

 

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40代半ば。代謝が落ちてきているなあというのは日々実感して
おりますが、この頃足腰に疲れが来るようになりました。
長時間歩いたりすると、股関節が痛い。歩けないほどでは
ないのですが、出かけるのが億劫に。
そこからなんだか腰が痛いなあ〜なんておもっていたら、先日
背中を寝違えてしまいました。背中なんて寝違えるのかよ!?
40代半ばにして初体験です。起きてじっとしていても背中が痛くてつらい、
寝ても寝返りすると痛くてつらい、起き上がるとまた痛くてつらい。
背中って見えないけど体を動かすのに大活躍してるんだね、と思ったのでした。

体全体の筋肉がもともとあまりないところに、運動もしませんから
筋肉が衰えるのは当たり前なんですけども、それにしても背中を
寝違えるとは。これも、土台となる下半身の衰えが大きな原因の
一つなのかなと思っています。あと正月太りで、体のバランスが
崩れて、下半身が支えきれなくなったかな?
まあ、運動すればいいって話ですけどあまり得意ではないので…。

このままでは80歳になっても飲みに行くという野望が、達成できない。
そんな危惧を抱き、本書を手に取ったのです。
買ってからいつも気がつくんですが、また小林先生の本を買って
しまいました。自律神経、美腸、アンチエイジングなど、心と
身体の両面から元気になるような健康本を多く出していらっしゃいます。

その小林先生が言うには、死ぬまで歩くにはスクワットだけすればいい。
『死ぬまで歩く』っていうタイトルがいい。死ぬ前の数年間、ベッドで
過ごすのか、元気にお出かけできるかを比べたら、人生の充実度が大きく
変わってくるでしょう。

スクワットがもたらす健康効果について説明し、スクワットのやり方に
ついてはイラストを用いてわかりやすく解説しています。

さて気になるスクワットの効果についてですが、効率よく全身の筋肉を鍛えられる、
体脂肪が燃える、免疫力の向上、認知症予防、便秘改善、冷え性改善、
自律神経を整えるなどなど…。びっくりするほど多くの効果がありますね。
解説にもありますが、スクワットという動作はじつに多くの筋肉を使って
行われるということ。スポーツなどでは使われない部分も鍛えられるのです。

スクワットのやり方についても、最初は軽目に、段階を踏んでより負荷のかかる
体勢にしたり、回数を増やしたりするので、いきなりたくさんやって膝を
痛めてしまうようなこともなく、安心です。

現在、スクワットをはじめて1週間ほどになります。血が巡っていなくて
冷えているなあと感じていた下半身の辛さ(特に大腿部)が少し改善された気がします。
あと、やたらと出かけたい気持ちになっています(笑)。

スクワットのプログラムは6週間。今から5週間後には、確実に今と違った
自分がそこにいるはず。そんな自分に合うのが今から楽しみです。
そして、その後も継続していきたい。
80歳になってもお気に入りのお店へ飲みに行ける身体を目指して。
好奇心の赴くままに、いろんな場所者へ向かっていける足腰を作れるように。
そんな風に思っている自分に、力強い味方となってくれる一冊です。