『ダーリンは71歳』の
イラストブックレビューです。
ダーリンは70歳に続く第2弾。
71歳になった高須院長と、51歳になった西原理恵子の2人の
ブッとんだ日常ぶりを綴る。
さすがサイバラ氏。と唸ってしまうバカップル漫画です。
カップルの性生活など、赤裸々な表現が飛び出してきますが
ネタなのかな。ネタなんだよねきっと。うん。
そう、今回も下ネタ満載でお送りしております。嫌いじゃないです。
今回は高須院長が尿もれとか、股間が穂先メンマやわらぎとかさんざんな
描かれよう…。それでも面白い作品を書くからって許してくれるなんて、
懐が深い彼氏だなぁと感心しきり。
サイバラ氏は、高須院長とのデートで飛行機のファーストクラスを利用したり、
高須院長定宿のニューオータニで、高級ルームサービス頼んだりして
いるんだけど、残ったホテルの食事をビニールに入れて持ち帰ったり、
ファーストクラスで出たパンを山ほど持ち帰ったりと、金持ちに感化される
事がないのですね。根が貧乏性というか。いつものサイバラ氏を感じて安心しますけども。
それから、お二人交際が週刊誌の記事に掲載されたいきさつが書かれています。
その時の二人の対応が大物過ぎて笑える。
この記事が出た時、これこそネタだろうと思っておりました。
それで、ダーリンは70歳が出版された時、やっぱりネタだったんだ!と
確信して、最近ではサイバラ氏は生きている事が全てネタなんだなと
再確認した次第です。本当にたくましいというか何というか。すごい人だ。
やっている事は、二人とも相変わらずメチャクチャですが、
しっかりと恋愛してます。高齢な彼氏なので少々介護っぽい要素も入りますが(笑)。
互いに、相変わらず相手の生きてきた歴史を認めて、まるごとやさしく包んでいるように思います。
長年友人だった二人がなぜ男女関係になったのか。
その辺の事が知りたいなあ。でもサイバラ氏の子供たちもまだ多感な年頃だから
まだ明らかにしないのかな?
そして、この近刊2冊も子供達も読むのかな?と考えるとちと心配にはなりますが。
進化する20歳年の差カップルに今後も注目ですね。