『ねこ背は治る! ──知るだけで体が改善する「4つの意識」』の
イラストブックレビューです。
- 作者: 小池義孝,さわたりしげお
- 出版社/メーカー: 自由国民社
- 発売日: 2011/10/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 12人 クリック: 135回
- この商品を含むブログ (24件) を見る
治療・トレーニングは必要なし。
読んで「知る」だけで、身体が変わります。
1呼吸が深くなり、2ねこ背が治り、3腕力が上がり、
4速く歩けるようになる、知れば納得の知識です!
PCやスマホを操作する、本を読む。
あらゆる動作で、『ああ、ねこ背になっているなあ』と
感じます。でも、このように、書籍のタイトルや人との
会話で『ねこ背』という単語が出てきたときくらいしか
気にしないです。
長時間同じ姿勢で作業していると、首、肩、腰が痛いなあと
感じることが良くあるので、きっと姿勢が悪い、つまり
ねこ背になっているのだろうなあと思います。
こちらはからだの仕組みを解説し、体の各部位をあるべき
位置に置く事を教えてくれます。
するとなるほど、ストレッチとかせずとも『意識する』だけで
だいぶ背筋が伸びるようです。しかも無理せずに!
画期的ですねぇ。自分が特に参考になったのは、歩くときの章。
みぞおちのあたりに意識を置き、ここから足を出すのです。
年末年始、これを念頭に歩き回ってみたところ、あら不思議。
疲れないんです。ガンガン歩けます。しかも速く。
つまりこれは腿から下の部分を使って歩いているのではなく
腰からみぞおちにかけて存在する大腰筋という筋肉も使って
歩いているため、大きなストライドでぐんぐん歩けるのです。
歩くのが楽しいというのは、40代にして初めて経験しました。
ほかにも、使っていない身体の部分がわりとあるということに
気付きました。一部分だけ一生懸命使っていれば、負荷が高まり、
身体のほかの部分にも影響が出ます。
身体のあらゆる部分を上手に使って、元気良く、快適に過ごしたい
人には最適な本だと思います。今年もガンガン歩くぞ!