『スピリチュアルかあさんの魂が輝く子育ての魔法
(メディアファクトリーのコミックエッセイ)』の
イラストブックレビューです。
スピリチュアルかあさんの魂が輝く子育ての魔法 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
- 作者: 大野舞
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
- 発売日: 2015/09/11
- メディア: 単行本
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子育てには決まったルールはありませんが、それぞれの植物に適した
光や水のやり方があるように、その子の魂がもっとも輝くことのできる
「グランドルール」というものが存在します。
ルールについて楽しく、わかりやすく紹介します。
いろいろと『見える』『交信する』ことができる作者のおかあさんが
スピリチュアルの観点から子育ての秘訣を教えてくれる。
3人子供がいると『子育てのベテランですね』と言われることがありますが
とんでもありません。
当然ですが、3人とも性格はバラバラです。同じ事を言っても、極端に言えば
全員解釈が異なったりします。まあ、違う人間なんだから当然か。
それで、異なる3人の『本質』ってなんなのかなあとたまに考えます。
『本質』とはスピリチュアル的には『魂』に近いのかな?
本人が夢中になって何かに取り組める、そんな環境を与えてあげられると
いいなあと思ってはいるのですが、なかなか難しい。
忙しくなってくると、つい声を大きくしたり、あとであとでと言ったり。
のちほど後悔の嵐が訪れることもしばしば。
目の前のことにとらわれがちになってしまいますが、本書ではちょっとした
空き時間でできる瞑想法なども紹介。睡眠時間もとりづらい産後間もない
お母さんにはこうした方法は手軽にリフレッシュできていいですよね。
『5歳までが大事』というところも目が惹かれます。この時期は家作りで言えば
基礎作りに当たる部分。『承認の土台』を作ってあげることで、しっかりとした基礎が
でき、その後どんなことが起こっても土台がぐらつかない。
子供を認めてあげる『承認』をすることで『安心』が生まれる。
そしてしっかりとした基礎となっていく。なるほど。肝に銘じます。
ほかにも、子供が生まれてからの夫婦の様子や、夫の子供への接し方、
作者の祖母や父親などの日常エピソードも楽しく紹介しています。
スピリチュアルだからといって、そうかけ離れたわけのわからない話を
しているのではありません。本質的には常々言われているような
内容であると思います。しかし、視点が変わると新鮮でおもしろい。
そして頭に入っていきやすいように感じます。