ぬこのイラストブックれびゅう

雑読猫、ぬこによるイラストブックレビュー。本との出合いにお役に立てれば幸いです。

内臓が強かったら明日はわが身

抱腹絶倒のブログ「オリモノわんだーらんど」で注目を集めた
漫画家まんしゅうきつこ。
そのブログの存在は瞬く間に世に広まり、各所から漫画・イラストの
仕事が殺到した。しかし彼女はその陰でひとり、アルコール依存症
もがき苦しんでいた――。

まんしゅうきつこ初の描き下ろしエッセイ漫画。アルコール依存症
ゆえの大暴走の日々を綴ったノンフィクション。

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巻末には対談とともに著者の写真が掲載されています。
美人ですねえ~。色っぽい。いやはや。
こんな美人が、酔っ払ってトークイベントで
〇〇を出すとか・・・ あり得ない。でも見てみたかった。

ブログで細々と漫画を描いていたまんしゅうさんが
そのおもしろさゆえに話題となり、日々ネタを
探すことに追い詰められ酒に手を出します。

そこからアル中の世界へ一直線。
酒がもたらす失敗エピソードには背筋が凍る思いです。
自分にも心当たりが・・・ 
玄関の前で鍵とライター(喫煙者だったので)持って倒れていたとか。
家に火をつけなくて良かった。人に迷惑をかけるのはいけませんね。

アル中か、そうでないかの境目っていったい何なのでしょう?
自分も毎晩お酒を飲みますし、昼から飲むこともあります。

今は飲みすぎると疲れるので、記憶をなくすほどは飲めません。
でも、体力があった20~30代の頃に何かきっかけがあったら
自分もアル中になっていたのかもしれない。
でもやっぱり無理かな。吐くな。

まんしゅうさんのヘタウマ風な画像が、話を重くなりすぎず
かといって爆笑、というわけでもなく、読者を諭すわけでもない。
不思議な雰囲気にまとめあげています。

読んでいてつらくなる部分もあり、しょっちゅうは読まないですが
たまに開いて読みたくなる。
そんな中毒性のある本かもしれません。

 

アル中ワンダーランド

アル中ワンダーランド